僕は学生の頃 小さな辞書を常に携帯していて
知らない言葉を発見すると よく辞書でひいていました
本をよく読んでいる時期は大活躍していたし
暇なときに辞書を読むと 勉強にもなって得した気分にもなった
携帯電話やスマホを持ちはじめてからは
知らない単語はスマホで調べるのが普通になった
辞書は小さいとはいえ鞄にはいると急に重くなるし かさばるので
机の下の棚に置かれたままでした
久々に 今日はスマホ辞書ではなく 紙の辞書をつかおうとペラペラめくっていると
ボロボロの紙切れがはさまっていました
親も学校も巻き込んで 退学になりかけた時に友達からもらった手紙
10代が書いたとは思えない 何かを悟ったような内容です
大騒動になっているにもかかわらず
僕はその時いびきをかいて寝ていたらしい
暴れて血まみれでボロボロになって ぐーぐー寝るなんて
ずいぶん前に この手紙をもらった事を思い出して
「お手紙ボックス」の中を探していたけど 見つからなかったので
ついになくしてしまった と思ってあきらめていたけれど
向こうの意思で姿を現してくれた
この手紙はよくどこかへ行ってしまう
手紙をくれた友達も今はどこで何をしているのかわからない
あれから18年は経っている 今はどんな人生を送っているのか話をしてみたい