ずっと、そこにいたじゃない。

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そういえば先月は北海道へ行っていました
降りた瞬間 ひたすら広かった あの花はなんだ?なんの花?
北の植物に囲まれながら 車をとばしてどんどん北へ北へ向かった

とにかく植物をたくさん見た
とある園芸屋さんの入り口では 妖精に会った
そこのオーナーさんみたいだけど 見た瞬間に
「妖精だ」と自然に声が出ちゃうくらい
妖精だ きっと妖精か お花の精とかそんなの

家に帰ってきてから 家の中が森じゃない事が不思議だった
なんで僕の家は森じゃないんだろうね
と言いながら またお花の絵でも描きます

植物の水かえて葉っぱをふいて 洗濯しながら朝ごはん作って。

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絵とお店以外の事をする時間が少し増えてしまって・・増えてしまってーと言っても
それもこれも全部自分の意思 身体と思考が物を作る方向に動かなくなった
結局 予定していた展示もできないまま

来年の春には某店の立ち退きもあるし
いろいろと整理をして 普通にお勤めへいくつもりでいたので
絵を描く時間がなくなるだうと思い 絵を描く用の机と椅子を処分
とにかくたくさんの道具があるので それの整理と作品の処分もしました

そんなことをしながら半年近く過ごしていたのですが
僕の意識のどこかに薄っすら絵の事が残っています はっきりとしない
場所もわからないどこか 無意識のどこか
自分の中から声がきこえる

ぐるぐる頭を使って たくさん考えても
やっぱり 思考では行動できない 残念ながら
心が痛いです

北へ。

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家具をのこぎりで切り刻んで燃えるゴミに出しました
絵を描いていた作業台もゴミにしました
椅子も解体したので 燃えないゴミにします

昨日は強風で大雨の中を運転しました 何事も経験
そして 対策を考える

2017年か。

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インターネットとかsnsとか
この世から消えてしまえばいいのになぁと思っています
携帯電話もなくなってしまえばいいのに
そしたら僕は昔みたいに 遠くの人に手紙をかいたり
友達の家に電話して「〇〇さんいますか?」って言うのに

寒くて絵がかけないよぅ なんて言いながら年末になり
正月もすぎて今日がきました
ああ さむいさむい 少しでいいから暖かくなればいいのになぁ

年末に 3歳からずっと思っていた夢みたいなものが叶った
ウキウキな僕を見て パートナーが 最近は何だか楽しそうだねぇと言っていた
バイクで国道1号線を走りたい
2号線はだいたい毎日走っているお気に入りの道です

そんな感じです
今年もどうぞよろしくお願いします

お月さま。

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絵がお嫁に行くことになりました 「しあわせの絵だよ」そんなことを言ってもらえた
そこら辺を飛び跳ねてくるくるしたい気持ちになったけど 少しだけ反省もした 
もっともっと自分の能力や作品の持つ力を信じていきたいです

展示期間中に行われていた水曜日恒例 
「まつたけなぎさのアットホーム」 なんと68回目でした
お店の雰囲気と新曲のかっこよさ 彼女の人柄のよさ
皆さんの音楽の楽しみ方 どれをとってもいいとこだらけの素敵な時間

まっすぐ帰らず 深い時間まで余韻とお酒に浸りながら
こっそり色んなことを決意した夜でした
来年こそ 何回言ったでしょうか
今年も言うぞ 来年こそは!

記念日。

机の上に手を置いて ぼーっと考え事をしていたら
手の上を大きな黒い影が走った
うあ!ゴキブリ!と思って 飛び上がったら

自分の指でした
今まで生きてきて 自分の指を何かに見間違えたのは初めてだったので
記念に記事にします

ほしをめぐる。

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本を持って外へ出かけたり ただ海を見に行ったり
なーんてないような事をしながら 自分と話す機会を作っていた事を思い出した

当時のそれと 同じ空気に包まれて
懐かしさと嬉しさでいっぱいになっています

ミチミチオ。

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写真展へ行くの巻

突然 知らないおば様が「これ」と言って チケットを差し出してきた
僕は招待客用のチケットを頂いたみたいです
ありがたや ありがたや

初めて買った 梨木さんの本の装丁の写真がそこにあったのも嬉しかったし
写真を見て泣きそうなのを堪えるている自分がいたり
僕には特別な一日となった

山が燃えてしまう前に また旅に出ましょう

みちなり。

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どうやったら そこへたどり着けるのか考えていた
自転車やバイクで遠くへ行くなら なるべく交通量の少ない道を行きたい
本屋で地図を眺めながら わくわくしていた
僕の住んでいる街も広い 通ったことのない道だらけで
あの道もこの道も 知らない道
通れるのか 通れないのかは行ってみないとわからない

知らない土地を歩く時 どの道を通って目的地へ行くのか
ざっと地図で道順を確認するけれど
その時の気分で道を変えて歩くのでたまに迷子になる
同じ道を行ったり来たり 通り過ぎて次の駅まで歩いてしまったり
目的地が見えているのに 全然たどり着かなかったり

ここ数日は「道」に関する事が自然と目に飛び込んできていたので
地図をめくりながら色々と想像しています

どの道へ向かうか決断しなければならない時
細いみちへ寄っていくという手もある
自分で地図に道を書き足す これは秘密の方法なんだけど
やってみてもいいと思います

次の旅もまた 東の方へ行く事になりそう

真朱。

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昔々
僕は中学へ進学したものの やりたいクラブがなかったので
なければ自分で作ってしまおうと思い
新しく部を創設するべく 担任の先生などから情報収集をしていた
メンバーを集めて 顧問が決まれば部活動ができるようなので
まず 暇そうな人や面白そうな人を探す事からはじめた

同じクラスに数人と 隣のクラスの小学校が一緒だったSも誘った
メンバーも10人ほど集まったので ちょっと怖そうな体育の先生に顧問を頼んで
資料を作って めでたく部を創設する事ができた
言いだしっぺだったので 3年間キャプテンをする事になって ごちゃごちゃしたり
辞めたくなったり ウダウダした事もあったけれど
性格の明るいSは副キャプテンをしてくれて 色々と助けてくれた
Sとは高校は離れてしまったし その後も地元を離れて進学したり 
就職したり お互いに何をしているかわからないままでした

数年前のある日 実家から荷物が届いた
中には食料と一緒に地元の新聞の切り抜きが入ってる
同級生のSが本土で会社を経営しているという記事だった

Sの起業の切っ掛けは 中学生の頃 部を創設した時の体験からだと書いてある
これまで色んな人と色んな時間を過ごしてきているはずなのに
ずっと前の事なのに 僕達の事を覚えててくれていた事が嬉しかった
自分が社会の家族のお荷物だと思っていたけど
なんだか自分の存在が誇らしく思えた

と 当時のメモを残して置いたのですが
つい最近の夢にその子がでてきてくれたので
追記してアップする事にしました

古い日本家屋の料亭の廊下で
偶然 僕を見つけた白髪の友達は
元気だった?会いたかったよ! と泣いていました

たぶん 僕も年をとっていたんだと思う
ここからが夢らしい展開で
トイレへ行きたいから とりあえずまた後でね ってバイバイしちゃうんだけど

snsなどで友達を探そうと思えば探せる世の中になったけど
もしかしたら 夢みたいにいつか会えるかもしれない